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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ズボンのクリスマス」 ジュンイチさんの声

ズボンのクリスマス 作:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\605
発行日:1987年10月
ISBN:9784834004236
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,003
みんなの声 総数 41
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  • クリスマスにオススメ

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    我家のみんなが大好きな林明子さんの作品なので読んでみました。
    「クリスマスの三つのおくりもの」という3冊シリーズの1冊なのですが、クリスマスシーズンに相応しいもの。
    サイズがミニ絵本というのも洒落ています。

    この前、「ふたつのいちご」を読んで2作目なのですが、3兄弟姉妹のそれぞれが主人公になっているようです。
    「ふたつのいちご」は、長女のれいちゃん、この「ズボンのクリスマス」は長男のもっくんが主人公でした。
    この設定からして憎いばかりの演出です。

    お話は、おじいちゃんとおばあちゃんのうちのクリスマスパーティに出かけるシーンから始まります。
    もっくんは、遊んでいて、ズボンをはかないので、みんなはおいて出かけてしまいます。
    すると、ズボンが待ちきれなくて、外に飛び出してしまうのです。
    それを追うもっくんという展開なのですが、林 明子さんにしては本当に珍しいもの。 
    ズボンは、いろんな人とすれ違うのですが、その驚きの表情ったらありません。
    仕舞いには、先に出ていた家族のみんなを追い越して、おじいちゃんとおばあちゃんの家に到着してしまいます。

    ストーリーも楽しいのですが、一番心の琴線に触れたのは、おじいちゃんとおばあちゃんともっくんが3人でいるときの笑顔。
    どうして林さんて、こんなに心暖まる絵をかけるのか?尊敬の念に絶えません。
    最後のページには、クリスマスのおおさわぎという曲の楽譜が掲載してあるのですが、作詞 かすみ、作曲 れいとなっています。
    ますます、クリスマスプレゼントにオススメしたくなりました。

    投稿日:2010/09/26

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