表紙に手を上げているカッレくんの絵。
カッレくんは13歳の少年。仲間と大人顔負けの観察、推理をして大活躍します。
読んでいると、自分もカッレくんたちと一緒にいるような気持ちになってきます。生き生きとした子どもたち。これもきっとリンドグレーンさんの子ども時代の体験が背景にあるんだと思います。お話の中に、マロニエ、ライラック、ニレ、カエデなどが出てきます。スウェーデンのお話。まだ行ったことのないスウェーデンを想像しながら読み進めました。
マロニエに関する絵本はあるかなぁと調べてみたら、スウェーデンのオーサ.メンデル=ハートヴィッグさんの書かれた『だいすきなマロニエの木』が見つかりました。
将来、スウェーデンに行ってお話の中に出てきた木や花に出会う日を夢見ています。