誰もが知っている、桃太郎。
数多くの絵本が出ていますが、この桃太郎は、私が思い描いていたイメージにぴったりで、うれしくなりました。
少し古めかしく、楽しい日本語のリズム。
力強く、どこかユーモラスな絵。
本当に素晴らしい絵本です。
息子は、赤ちゃんの泣き声「ほおげあ ほおげあっ」がツボにはまったらしく、げらげら笑って止まらなくなりました。
お姫様を伴って意気揚々と帰る桃太郎の船に、なぜか、ちょこなんと同乗している赤鬼と青鬼。
おじいさんとおばあさんとの再会の場面に、鬼は登場してません。
息子は、そこがどうしても引っかかるらしく、
「鬼さん、どこに行ったのかな。幼稚園に迎えに行ったのかな」
などと、楽しく空想していました。