おばあさんと孫とのコントのようなお話で、認知症のことを紹介しています。
自分の孫を認識できない。
昨日のことを思い出せない。
できていたささいなことが出来なくなる。
身の回りが不安だらけになる。
これだけ認知症が進んだおばあさんが一人暮らしでいることに、怖さも感じました。
相手が認識できなくても、愛情だけは忘れなければ大丈夫だという、きれいなまとめをしていますが、心が穏やかでいること自体が、とても大変なことのように感じます。
この絵本を通して、認知症とは何かを感じ、認知症の家族にどのように接すれば良いか、考えることが重要だと思います。