エリック・カールさんお得意の仕掛け絵本です。
今回は謎の手紙に描かれたヒントの形を頼りに冒険です。
ページがその形に切ってあったり、穴が開いていたり。
なかなかリアルでわくわくします。
コラージュによる絵なので、不思議な世界に迷い込んだようでもあります。
終点でサプライズがあるのもうれしいですね。
最後にはたどった順路のおさらいがありますが、
実はほんの身近な場所での冒険だったのですね。
ヒントの形がシンプルでいていろいろあるのが愉快です。
カバーにエリック・カールさんによるコラージュの解説もあるので、
それもぜひチェックしてほしいです。
仕掛け絵本の作りになっていますから、ページをめくるときは丁寧にしないと
破損しそうです。
ということで、形もしっかり識別できる、幼稚園児以上くらいからでしょうか。