小さなお子さんが読み聞かせをしてもらったら、ハラハラドキドキしそうですね。
登場人物は、おいしゃさんとオオカミの家族。
オオカミの末っ子が高い熱を出して苦しんでいて、それを治してほしいとお医者さんの家に飛び込んできたのが始まりでした。
末っ子が、
「はーはーふーふー」
と苦しい息をしている様子を見た小さなお子さんは、自分も苦しくなって、早く治してほしいと感じそうです。
お医者さんの看病とハーモニカの音色で末っ子が元気になった様子を見た小さなお子さんは、ほっとひと安心。
おだかなや文章と絵だけれど、小さなお子さんにとっては、手に汗握る展開になっていると思いました。