ピンクの小象のベノは、赤い水玉模様のフレディという一番の友達がいました。
ベノとフレディは何をするにも一緒。
二人はお互いが大好きで、顔を見るだけで、今何を考えているのかわかるくらいでした。
ところが、フレディが別の草原に行くことになったのです。
ベノはすっかり元気をなくしてしまいました。
ふくろうのホレイカに相談しに行くと・・・
「おまえにできることはみっつある。
ひとつ、かなしいときには がまんせずになくこと。
ふたつ、かなしいきもちを だれかにはなすこと。
みっつ、こころのなかに ともだちのへやをつくること。」
この3つのこと、大人にも通じる素敵なことだなぁと思いました。
ベノのお母さんがベノの気持ちを理解して抱きしめるところもじーんときました。
もうすぐ我が家も引越しします。
子どもは2歳なのでまだわからないかもしれませんが、読み聞かせしながら私のほうが心にぐっとくるものがありました。
もう少し子どもが大きくなったら、また一緒に読みたい絵本です。