「水の中のあいつ」・・・との対決が、とても愛らしく描かれている。
仲間に教えられたように、石を投げたり、棒で向かっていったり、
大奮闘のリトル・ラグーンが、茶目っ気たっぷりで愉快だ。
「ぼく、ひとりで・・・」というひた向きな気持ちや不安。
最後まで、やり遂げた喜びなども、伝わってくる。
リトル・ラグーンのしぐさや動きが、そのまま子ども達と重なるようだ。
あいつには「にっこりわらうの」という、母親のアドバイスが素敵だ。
さりげないく子どもの自立を手助けする母親もさすがだと思う。
この母親のように、
子どもに、勇気と、
次へステップ・アップするための自信を付けてあげられるような
大人でありたいな。