私も、まだ治療法がわかっていない病気にかかっています。
この絵本の子どものように、命にかかわるわけではないし、日常生活が送れなくなるような病ではありません。
ほかの人から見たら、元気そのものです。
でも、この絵本を読んで、共感することがたくさんありました。
「なんで私だけ」というところは、涙があふれました。私も、なんでタバコを吸わず、お酒を飲まないのに、私だけこんなことになったんだと、いつも自分や周りの人を責めてばかりでした。
でも、そんな私を、母が、夫が、ずっと優しく見守ってくれていました。
私はこの絵本のように、病に感謝できるまでは悟りを開いていませんが、母に、夫に、友人に…感謝の気持ちでいっぱいです。
なんだか、救われるような気持ちになれた絵本でした。