あかねこが、誰になにを言われても、自分をみじめだと思わずに
ずっと自己肯定感を持ったまま成長できたことは
すばらしい意思の力だなぁと思います。
ただ、いちばん身近なはずの親でさえ、
あかねこの魅力を理解してやれず
なんとかして「普通のねこ」にさせようと、
間違った(?)奮闘をしているのが
うーーーん・・・と考えさせられました。
我が子に、似たようなことをしていないかしら?
我が身を振り返るきっかけになりそうな絵本です。
子どもに読み聞かせて、どのような感想を抱くのか、
興味があるような、心配なような・・・