動物学者である作者は、子ども時代は昆虫少年で、憧れの蝶はオオムラサキ。ある日、やっと捕まえたオオムラサキの美しさに魅せられ、オオムラサキの舞う森を、心の中で夢見ました。そして62年後、少年の日に夢見たオオムラサキの舞う森の実現のため森を作り、オオムラサキを人工飼育します。オオムラサキの生活史を、貴重な写真によって紹介します。
息子が、理科でモンシロチョウを学習するというので本を探していましたが、ちょうどいいのか見当たらず、この号はオオムラサキですが、同じ蝶なのでいいかなあと思って買ってみました。
奈良県橿原市の昆虫館というのが出てきて驚きました。
毎年、お墓参りに行っているのにその存在を知りませんでした。一度息子と行ってみたいなあと思いました。
息子は、昆虫にとても詳しいので、蝶のことについても、私が感心していると「うん。そうだよ。知らんかったの?」と言われることもしばしば。
いつも通り、私の方が勉強になりました。
森がたくさん増えて、オオムラサキが舞う光景が見られるようになるといいなあと思いました。
写真もとてもきれいでよかったです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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