川端誠さんの、描きこみの細かさに感動しました。
どこのページのサボテンも、トゲが細かく描かれていて、それもチクチクしていて痛そう。
読み語りのときも、少し、そのチクチク感を出して読んでいます。
エキノプシスマルティプレックスは、夏の夕方になると、絵本のマルティと同じ姿になります。手は2本だったり、3本だったりしますが。見ていると、ほんとうに踊りだしそうです。
作者の観察力にも驚きです。
子どもは気がつきませんが、大人がいちばん笑ってしまうシーン。
騒ぎ疲れて眠っているサボテンたちのそばに、テキーラのボトルが置いてあるところ。
それじゃ共食い、いや、共飲みでしょ?!