「だるまだ！」 みんなの声

幼稚園での読み聞かせに持参しました。
対象は４歳児と５歳児。

うけると思ったんですが…。
笑ってるのは年中組の担任の先生一人で…（汗）
先生の笑いにつられて、何人かが笑ってるって感じで…
「ん？？」という反応でした。
私の読み方が悪かったのかなぁ…？？

おまけの一冊だったので、まぁ、いいか…。

この作家の作品は、どれも色彩にメリハリがあって、小さな子供の目に引くものだと感じました。
最後の、意外性のある展開が楽しいです。

つい先日初めておじいちゃんちで神棚の横に鎮座していただるまを見た息子はこの絵本を見つけ、「だるまだるま」と大喜び。
読んでみてびっくりこの奇抜な展開と、自由な様子に心地よさでいっぱいになりました。子供も楽しくて仕方ないといった感じで連続4回読みました。先日実物を見たいときはえらそうに1人で座っていただるまが
あんな事もこんな事もしている様子に大笑いでした。
海からあがってくる所も動物達にいじられているところも新鮮で楽しすぎました。

そして････
最後、なにかがくるという予感とともに若干引っ張る感じがワクワク感を増幅させ、パラグライダーで降りてくるところはすでに発狂といった興奮でした。

最近本物のだるまを　見る機会が　ないのかもしれない

ふと　そんな事を　思ってしまいました。

だるまが　こんなに　身近にあったら

とっても　楽しいかも！！

だるまの絵本って　以外に　いっぱいあるけど

この絵本は　また　ひとあじ違くて　おもしろい！！

この作家さんの言葉の使い方がとっても好きです。
特別おかしい文を使っているわけではないのに
全体として読むととても笑えるところがいいです。
息子も登場人物の男の人を見るたびに｢きょだーいじーん｣と言って喜んでいます。
（でっこりぼっこりをひきづっています・・・）
他の作品も是非読みたいです。

なぜかリーゼントのだるまで、私もはまってしまいました（笑）
絵はかわいいとは言えないのですが、息子はずいずいっ　ずいずいっと陸に上がってくるだるまに大うけです。
意外なものまでだるまになっていて、見つけるたびにゲラゲラ笑っています。

最後がまたなぜ？と思いますが、続編を期待しちゃいます。

娘が学校の図書室でかりてきて、家族みんなで回し読みしてハマりました。

だるまが町に広がる様がこんなにおもしろいとは！！

『お父さんの読み聞かせにいいかも…。』と珍しくパパも興味津々。

最後のまねきねこの登場に、『これぜったい、続編がでるよ！』と娘が興奮。

家族一同『まねきねこだ！』を心待ちにしています。

「なんなのこれ？」
私が知っているだるまと、だいぶ違うぞ！
娘に内緒で、ひとり立ち読み。
「ふ〜ん・・・」
（どうもナンセンス絵本は苦手です・・・＾＾；）
一度は、図書館の本棚に返したこの絵本でしたが、
一週間後、図書館に行くと、
この絵本が、また、目に飛び込んできました。
「まあ、一回くらい読んでもいっか。」
と、いうことで借りてきました。

意外や意外。
ページをめくるたびに、
「どっから流れてくるんやろ？」
「タコ、でか！」
「だるま、持ってってるで〜。」
「だるまの頭、穴空いてるやん！」
などと、すごい反応が返ってきました。
我が娘にしたら、すごい事です。
そのことが驚きでした。

だるまの利用方法・・・
これでもかといわんばかりのユニークな使い方に驚くばかり。
ボクシングのグローブ使用には、思わず二人で、
「なんでやねん！」
と、突っ込んでいました。

ラストの展開に、
「めでたいものばかり、来るんやな〜。」
と娘の一言に、第２弾を期待するのは、私だけではないでしょうね。

昨年度から、えべっさんでだるまを買ってくる娘。
今年は、どんな目標を立てたのだろう・・・

買って来ただるまは、こんなにデコは出てませんよ（＾＾）

最初から最後まで
「何で！？」「どうして！？」「どういうこと！？」
という思いに包まれる絵本だと思います。

とてもシュールです。

どうしたらこういう発想が出来るんでしょうね。
全然意味がわかりません。

そんな全く意味のわからない世界に
どっぷりと引き込まれていく自分自身が
ちょっとおかしいのかな、と思ってしまうほどなのですが
わけがわからなすぎて思わず笑ってしまいます。

多くの説明は必要ない絵本でしょう。
読んでもらって、笑えるかどうか。
人によっては「？？？」なまま終わってしまうかもしれません。

最後は「そうきたか！」と思わず爆笑してしまいました。

優しい気持ちになれるとか、
思わず涙するという絵本からは程遠いと思うんですが
ある意味、感動するかもしれません。

本当に全然意味のわからない絵本なんですけど
こういう絵本、嫌いじゃないです。
むしろ大好きです（笑）

だるまです。
とにかくだるま、しかも決してかわいい部類じゃない顔の。
それがいっぱい。

その意味のなさが、ゆるくて好きですねぇ。
１冊持っていると、なごみそう。

読み聞かせのつかみとして、使えるんじゃないでしょうか。