おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」 みんなの声

おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典 監修:今泉 忠明
イラスト:下間 文恵 徳永明子 かわむら ふゆみ
出版社:高橋書店
税込価格:\990
発行日:2016年05月
ISBN:9784471103644
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,890
みんなの声 総数 19
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

19件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 切口が素晴らしい!

    おもしろい!
    読んでいる間中、ニヤニヤしっぱなしでした。
    どれもこれも、進化の末に手に入れた素晴らしい結果なのでしょうが、あまりにもざんねん過ぎる!
    同情してしまうほどざんねんな特徴にスポットを当てるなんて、その発想が素晴らしいですね。
    確かに、電車内で読むには、かなりの覚悟が必要かも…。
    マスクの装着をおすすめします!

    投稿日:2016/11/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • ざんねんだけど、おもしろい

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子5歳、男の子3歳

    本屋さんで夫が発見してきたこの絵本。
    普段ポーカーフェイスの夫が
    これ、すごくおもしろいよと笑顔で言ってくるので
    どれどれとのぞいてみたところ
    ん〜ざんねん!がんばっているんだけどねぇという進化のふしぎがたくさん。
    なるほどという驚きと、残念だなという気持ちが新しい感覚でした。
    コアラが寝ている理由を子どもに話したら、へーお母さん何でも知っているんだねと感心までされました。
    動物たちのかわいさってこういうざんねんなところにも要因があるんだろうなと思ってしまった1冊です。
    生き物をみる新しい視点がクセになります。

    投稿日:2016/11/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 家族でとりあいっこになります!

    この本を知ったきっかけは長女の自主勉強でした。
    担任の先生が持っていらっしゃって、娘がとても面白かったと大絶賛。自主勉強として各項目の生き物の感想を書いています。
    田舎なので売っていないだろうと思っていましたが行きつけの本屋さんに置いてあり、タイトルにも惹かれて衝動買い!
    子供のなんで?どうして?と興味を惹きつける文・絵だけではなく、夫婦でどれだけトリビアとして覚えているか、人間は他の動物からみて迷走しているの?など家族での話のタネになっています。
    また、絵本にしか興味を示さない次女が声に出して弟に絵本のように読み聞かせていたのはビックリ!弟も読んでもらってはケラケラ笑っています。
    家族みんなで夢中になれるとても内容の濃い本でした。もっと知りたいと思うので『ざんねんな』シリーズを展開してほしいと思います。

    投稿日:2016/11/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 「ざんねん」な面白さがふんだんにつまった一冊☆

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    もともと、生き物、虫類は得意ではない私。
    でしたが、この一冊で考え方が変わるほどの衝撃を受けました。

    みんな頑張って生きてるんだ!
    そして頑張ってるのにとっても残念・・・!
    申し訳ないけど思わず笑ってしまう、
    笑いつつもどこかで同情を寄せてしまう。
    そんな気持ちになる一冊です。

    だまされてカッコウのヒナを育てるオオヨシキリや、
    自分のにおいがくさすぎて気絶するカメムシ、
    他のアリにどれいにされてしまうクロヤマアリの生き方は、
    仕事をしながら子育てをする私の琴線に触れました。

    こんなに頑張って仕事してるのに、他の人に奴隷にされ、
    他の人の子供を育てるなんて、
    マジで気の毒すぎる!
    しかもそれに気付いてなくて一生懸命なのが残念すぎる!

    「残念」ということばの持つ、可愛そうなんだけど笑っちゃう☆という
    おもしろさが、ふんだんに詰まった一冊。
    大人でも子供でも十二分に楽しめます!

    投稿日:2016/11/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • いや〜大変な生き方だね。同情します。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    東京水産大学(東京海洋大学)卒、哺乳類分類学、生物学のエキスパートの著者が解説する地球生物たちの楽しい辞典です。

    何よりまず、このキャッチーなタイトルが目を惹きます。
    “ざんねんな”って、なにぃ〜(笑)ですよね〜。

    これが本当に“ざんねんな”感じの生き物たちを取り上げてくれてるので、ウケを狙ったタイトルではなくて、ここに紹介されている生き物たちの生態の実情であるところがまた面白いのです。
    さすが動物学者!ですね。

    第2章の「ざんねんな体」では、ダチョウの脳みそは自分の目玉より小さいとか、カモノハシには乳首がないからおっぱいは汗のようにおなかの皮膚から出てくるとか、
    カツオは興奮したり死んだりするとシマの向きがわかるとか……。
    想像するだけでおかしいし、
    「へぇ〜、へぇ〜」というしかない不思議で面白い雑学であふれていました。
    声を出して笑ってしまったのが、クジャクのオスの鳴き声で、
    メスに気に入られようとして頑張っているのに、その鳴き声が「イヤ〜ンイヤ〜ン」と聞こえるとか、これはもう、「今度クジャクのいるところへ行って聞いてみるしかないね」って、感じです。

    第3章の「ざんねんな生き方」編・第4章の「ざんねんな能力」編も、
    いろんな生き物たちのシュールな生き方や生きるための戦いが描かれていました。
    眠ると死んでしまうイルカとか、泳ぎ続けないと死んでしまうマグロとか、食べ続けないと死んでしまうハチドリやラッコ、カエルなのに水の中に入るとおばれてしまうカメガエルなんて……、いや〜大変な生き方だね〜と、同情してしまいます。

    とにかく目からウロコの面白情報満載です。
    気楽に読めますので、ちょっと疲れているときなど気分転換に開いてみたり、ブックトーク導入などにも使えそうです。

    投稿日:2016/11/18

    参考になりました
    感謝
    0
  • 一度読み始めるととまらない

    「ざんねんな生きもの」というタイトルを見て、え?かわいそうなお話かなと一瞬思いましたが、「イルカは眠ると溺れる」という帯を見て納得。ああ、そういう残念なのか!と、もう引き寄せられるように手に取りました。数ページ開いただけで面白い、もっと知りたいと思えます。よく知っている動物や生き物の驚くような習性にびっくりの連続。思わずくすっと笑ってしまったり、なんでそうなったのーとつっこみをいれたくなったりします。これが全部本当のことというのが驚きです。

    小学2年生の息子に渡したら、すぐに開いて読み始め、学校にもっていっていい?いつまで自分が持っていていい?と聞いてきました。
    そして、読んでは「ママ!スズメバチってどうやってご飯食べるかしってる?こうなんだって!あとね、こういう動物がいるんだよ!」と、新しく知ったことを生き生きと教えてくれます。
    子どもが読んでも大人が読んでもおもしろい本です。

    投稿日:2016/11/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 事典になっているのがおもしろい

    物語のように文章になっているのではなく
    事典になっているので、ひとつひとつが読みやすいです。
    コミカルなイラストになっているのもいいですね。
    今まで常識とおもっていた動物の生態が
    え?そうなの?と思ってしまう部分と結びついてるのに驚きました。
    ざんねんな、と言ってしまうとかわいそうな気がしますが
    理由があって、生き残ってきた生き物たちの
    違う部分を見ることができます。
    見方が広がりました。

    投稿日:2016/10/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 着目点にひかれました

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    ざんねんないきものという着目点にひかれました。そこに注目するとは(笑)。
    読んで、これはたしかにざんねんと思ったり、知らないことも多くて、へーと勉強になったりしました。
    オラウータンはけんかの強さが顔に出る、ワニが口を開く力はおじいちゃんの握力に負ける、アライグマはものを洗わない、チベットモンキーはおとなのけんかを子どもが仲直りさせる、といったあたりが、個人的には知らないのとおおっと思ったところです。
    詳細を知りたい方や興味を持った方、一度手に取ってみてください。面白いですよ。

    投稿日:2016/10/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 迷走もまた進化

    「進化」という言葉には、どんなイメージがあるだろう。
    カッコいい、秀でている、強い……。
    しかし、進化とは、生き物が環境に適応しようと何世代にもわたって変化すること。すなわち退化も進化の一種。進化は必ずしもカッコいいものとは限らない。
    この本は、残念な方向に進化した生き物を紹介している。進化の道は一方通行で走り出したら引き返せない。その上、一本道でもなく、いくつもの分かれ道があり、どの道を選ぶかは運次第。進化に模範解答はないので、当然迷うことだってある。けれど、ひょっとすると数百年後の自然環境ではそのへんてこりんな機能が役に立っているかもしれない。厳しい自然を生き残るのは、強者でも賢者でもなく、千変万化する環境に対し臨機応変に適応できる生き物なのだ。
    羽が長すぎてかえって邪魔になってしまうクジャクや足があるのに歩けないオオハムなど、進化の道を迷走しているように見える残念な生き物の存在をこの本はユーモラスに教えてくれる。

    投稿日:2016/10/06

    参考になりました
    感謝
    0

19件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ネムとプン
    ネムとプンの試し読みができます!
    ネムとプン
    出版社:大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!
    「100ぴきかぞく」シリーズ最新刊! 正反対に見える2ひきのまいにちって…?


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(19人)

絵本の評価(4.55)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット