いたずらゴブリンのしろ」 みんなの声

いたずらゴブリンのしろ 作・絵:青山邦彦
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年10月
ISBN:9784577034460
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 17
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  • 一目瞭然のお城の様子が楽しい

     タイトルを見て、青山先生の描かれる「西欧のお城」にワクワクしながら読みました。

     小さな国が、領土拡張に意欲的な隣国に攻められぬようにと、見晴らしの良い丘に築城を始めます。
     ところが工事は遅々として進まず、王様はイライラし癇癪を起こす有様。
     ある朝、皆が驚くことが。
     なんと一夜にしてお城が完成していたのです。
     不思議な事とは思いつつ、王様は背に腹は換えられぬとばかりに住むことに。
     ところが、お城の中で度々食べ物がなくなるのです。
     お城を建てたこの丘はもともとゴブリンたちのすみかだったところと、大臣から進言をされた王様は、ゴブリン退治を城じゅうに命じます。

     見事に垂直に切られたお城の断面図。
     一目瞭然のお城の様子は、大人がなかめても楽しめます。
     
     ゴブリン退治もままならないうちに、隣国の兵士たちがお城の中に入り込んできて、王様の国は大ピンチ。

     意外なことに、この城を救ってくれたのがゴブリンたち。
     なんていったって、この土地はゴブリンたちのものですからね。

     思いもよらぬところから飛び出し戦うゴブリンたちの様子が、次の断面図でながめられ、これもまた楽しいんです。

     息子は、食べ物がなくなる各ページで隠れているゴブリンを見つけ笑っていました。

     ラストのゴブリンたちへのごちそうや遊び道具をお供えしている様子も楽しめました。

     青山先生の微細な描写に唸りながら一冊を堪能しました。

    投稿日:2011/03/10

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  • 絵が最高です!

    初めて読む青山邦彦さんの絵本でした。
    何気なく手にした本でしたが、内容はもちろん、
    絵が大変すばらしくって驚きました。
    丁寧な絵を描く作家さんはたくさんいらっしゃいますが、
    青山邦彦さんの絵は独特で、上手く言えませんが、
    外国っぽいと言うか…線が細いと言うか…
    とにかく、読むのをやめて、夢中で絵を観てしまう
    そんな魅力的な絵本でした。
    後で知ったのですが、建築のお仕事をされていたとか…
    なるほど、納得です。
    ゴブリンをみんなで探すと言う楽しみもあります。
    ぜひ、読んでいただきたいです。

    投稿日:2010/11/20

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  • スカッと楽しく

    • アイハさん
    • 20代
    • パパ
    • 宮城県
    • 男の子3歳

    この本を購入したきっかけは、
    王様がいかにも王様の格好をしていたからです。
    子供に王様の出てくる絵本を見せたくて、
    いろいろ探したのですがこれがわかりやすいと思いました。
    実際、子供と見てみると、意外なところにゴブリンが隠れていて、
    さがし絵本っぽく子供と一緒に探しながら楽しめました。
    またゴブリンが怒った時の力にも感心し、
    スカッとした気分で最後まで楽しくかったです。

    投稿日:2009/12/09

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  • ゴブリンが隠れている

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    『ドワーフじいさんのいえづくり』の精緻な建物が魅力的で、
    同じような今作をセレクト。
    小さな国の王様が戦に備えて、丘の上に城を作るのですが、
    ある朝、突如に完成。
    不審に思いながらも住み始めると、不思議な出来事が。
    でも、いたずらの類なので、愉快ですね。
    どうやら原因は小人のゴブリンたち。
    でもゴブリン一掃もうまくいかず・・・。
    ゴブリンって、いろんなおはなしに出てきますよね。
    ちょっと不気味な存在感なのも多いのですが、
    今作のゴブリンたちはいたずらに夢中の子どもらしさが魅力です。
    実は、不思議な出来事が起きる時に、画面のあちこちに隠れているんですよ。
    さあ、みんなで探して見ましょう。
    もちろん、精緻なお城の様子も魅力的です。
    ゴブリンたちとの共存の道を選んだ王様も偉いですね。
    ん?これって、もしかして、この王様って、
    子育て中の親の姿かもしれませんね。

    投稿日:2009/05/12

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  • ゴブリンを探せ!

    前作の「ドワーフおじいさんのいえづくり」が丁寧な挿絵に
    前ページとの違いを見付けた利するところがおもしろかったので
    息子が同じ作者が書いた物だ!といって図書館から借りてきました。

    今回の作品も、いたずら大好きなドワーフを
    「こんなところにもいる!」「あっ!こんなところにも!」
    と良いながらお城の断面を描いた場面を楽しんだり、
    ドワーフが作ったお城の中の様々な抜け穴がどこに続いているのか
    たどって行く楽しみがたくさんありました。
    また、ゴブリンのために作ったおいしそうな食べ物や
    楽しそうな遊具もこのお城に住んでみたいな〜って思えてきます。
    お話しもおもしろく、目一杯楽しむことができました。

    投稿日:2008/11/11

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  • ゴブリンの丘にお城を建てたのだから…。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    ゴブリンは 丘や山に住む妖精です。
    はじまりは頂の木を切り倒し、土地をならした丘に
    お城を建てようとしている場面。
    もう ここから
    ゴブリンの存在に胸騒ぎがしてくる感じですよ。

    出来上がったお城に 
    王様が引っ越してきたあとからはずっと
    「!」の連続(笑)
    どのページにも ゴブリンが見え隠れしています。
    ゴブリン探しをしながら読んだら楽しそうです。

    ゴブリンたちがずっと暮らしてきた丘に
    お城を建てたということは
    すみかを奪ってしまったということ。
    仲良く暮らしていけそうな結末ににっこりです。

    野生動物のすみかである森や山を
    開発し続けている現代のありさまを
    遠まわしに描いているようにも感じられました。

    投稿日:2008/10/27

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  • ゴブリン探しが楽しい

    物語りも面白いですが、子供が目を光らせたのは絵のあちこちにこっそり隠れているゴブリン達。読むたびに見つかるゴブリンが増えるのが楽しいようで何度も読み返してます。結末は物語に出てくる王様と同じで私もにやっとしてしまいました。愛すべき子邪鬼たちです。

    投稿日:2008/08/29

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