「みつばちみつひめ てんやわんやおてつだいの巻」 みんなの声

はちのすじょうのみつひめさま。
何不自由なくお城でくらしていたのですが、
実はとっても退屈。
部屋を飛び出し、お城を飛び出し大冒険。

細かいところまで丁寧に書かれている絵が面白いです。
｢わらわは…｣とか｢だまりゃ｣とか
お姫様ごっこして欲しいです。
おてんばなお姫様に共感します。
お母さんはおはりのつぼねに共感ですね。
はちみつも好きになりますよ！

お城を抜け出して蜜蜂みつ姫さまが巻き起こす騒動に、てんやわんやでとても面白いです。とてもやる気があり、なんにでも興味をもち挑戦するみつ姫さまが素敵です。何事も先ず、やってみることが大切だと学びました。お姫様は、とても前向きでなんにでも挑戦する勇気に感動しました。蜂の巣城の大浴場が、今風でお湯の種類も多くびっくりしました。洞窟風呂、打たせ湯、密湯、ローヤルゼリー湯に入ってみたくなりました。お城のみつ姫さまが巻き起こす騒動がやっぱり面白く楽しめました。

読んだ後「ハニカムハニカム六角形〜♪」が口癖になりました。
くものすおやぶん と違ってちょーっと女の子テイスト。
「○○ちゃんが好きそーう」と司書さんが笑いながら貸し出してくれましたが、本当に。お姫さま好きの娘は、すっかりみつひめファン。

みつばち版あんみつ姫なのでしょうか。
てんやわんやのお話は、相変わらず細かなところに細かなものが書かれていて、絵を眺めるだけでもおもしろい。
みつひめの表情が実に豊かなところにも驚きました。
くものすおやぶんの町のお城なのかしら？！とも。

娘が今いちばん欲しい本だそうです。

『くものすおやぶん　とりものちょう』はクモが主人公でしたが、
今回はみつばちの女の子が主人公で色合いも明るく、
『くものすおやぶん』とは違った楽しみ方ができます。
娘は『みつばちのうた』を歌ってから読み始めました。
いろんなみつばちの顔や行動をみたり、迷路をしたり、
みつひめの作品に驚いたり、入浴中のみつひめを発見したり、
いろいろなところにおもしろいものがたくさん隠れています。
娘は読んでいる途中に「あっ！」と声を上げ、
「歌詞が変わっちゃうかも？？ハニカム」と
みつひめのおてんばぶりを楽しそうに見て言いました。
終わりのページに「１番の歌詞がかわった」と書いてあり、
母「当たったね」と言うと、うれしそうににっこりしました。