娘が生まれた時に友人からもらった本は、もうボロボロ。補修したのに、今や表紙と裏表紙しかありません。(それでも、捨てられずに持っています)
娘がまだ口もきけないとき、土曜日に青虫が食べたものがたくさん出てくるページで、スイカやキャンディーをひとつひとつとっては口に入れる仕草をしたことを覚えています。
それから、食べ物の端に描かれている、悲しそうな顔をしたとってもちっぽけな青虫を、いとおしそうに撫ぜていたことも。
我が家では、果物にあいた穴はそれほど評判になりませんでしたが、食べ物がたくさん出てくる絵本は文句なしに人気がありました。