「にんじん」 みんなの声

いつもお世話になっている図書館の絵本部門で一番よく読まれている絵本です。
なんと初版は１９６９年。
それだけ愛されてきた作品でもあるのですね。
にんじんが好きな動物たちが登場して、「ああ　おいしい」。
優しい貼り絵の絵が温かいです。
文章も、音読するとその優しいトーンが心地いいです。
子どもたちがにんじんに興味を持ってくれるでしょうね。
なるほど、にんじんなどの野菜嫌いの子どもたちに、
という親の気持ちが伝わってきます。
ちょっとした食育絵本にもなりますね。

私自身がこどもの頃親に読んでもらって、その記憶が鮮明に残っています。

繰り返しいろんな動物・いろんなにんじんが出てくるのですが、どれも「おいしそう」って思ってしまうんですよね。
絵の力、文の力を感じます。

「にんじんすきなこだあれ」からはじまる絵本。
この絵本には、馬・キリン・猿・豚・カバ・ネズミ・象・兎のたくさんの動物たちが登場します。
動物の名前を覚えることもでき、「にんじん」を好きになれそうな1冊です。

動物たちが登場するページでは、文章にはありませんが動物たちの泣き声「ヒヒーン」「ウッキー」「ブヒブヒ」「チューチュー」や食べる音「モグモグモグ」など音も一緒に声に出しています。
ページを開くたびにリズムよく読むことができるので、擬音を入れるのオススメです♪♪

離乳食のなかでも、人参は娘の大好きな野菜のひとつ。
『この本にも娘は興味を持ってくれるのでは？！』と思い、読んでみた。

「にんじんすきなこだあれ？」という問いに、うさぎたちが「ぼくよ　ぼくよ　ぼくよ　ぼくたちにんじんだいすきよ」と答えるシーンは私の一番のお気に入り。リズムが合って、よみやすい。うさぎが皿を出して、そう答えているのも、好感がもてる。

「にんじんすきなこだあれ？」という文を読み上げた直後に、娘が元気よく手を挙げた。私が言った言葉の意味なんて全く理解できていない中で、手を挙げたのだろうけど、うれしかった。

切り絵のようなやさしい絵がいいなと思いました。ごはんににんじんが出たとき、出すときなどに読むといいかなと思います。

動物のちぎり絵がかわいく、気に入って何度も読んでいる絵本です。

うちの息子は絵本の中の「にんじん　いちばん　すきなこ　だあれ」
の問いかけに「ぼく、にんじんすき！」と毎回返事しています。

にんじん嫌いの子にも読んであげると効果があるかも・・・と思います。
うちの子供はにんじんが好きで、読んでいます。

とても大好きな本の1冊です
これを読んであげるととてもうれしそうににんじんだーいすきと言って喜びます
食事するときはそんなことはないんですけどね・・・
せなけいこさんの語りかけが子供にとってすーっと入り込むんでしょうね

みなさん同様、私も自分が繰り返し読んだ絵本のひとつです。
12月に子どもが産まれ、初めてのクリスマスプレゼントに、
甥っ子が「赤ちゃんはまだ小さすぎてサンタさんが気がつかないかもしれないからボクがかわりにあげるから、内緒で枕元に置いてあげてね」とくれました。
それ以降、本に興味を持ち始めた５ヶ月の頃から読み聞かせしてきましたが、その月齢それぞれに反応が変化していきます。
絵を追ってニコニコ笑うことから、自分でめくるようになり、１歳になった今は、動物たちが食べているのを見て自分も「もぐもぐ」と言って、最後のページでは「はい！」と手を上げ、本を閉じると「いただきます」をします。
子どもも楽しそうですが、どんどん反応が成長していくのを見ている大人も本当に楽しい一冊です。

　まだ２歳ではありませんが、「２歳のいやいや」を思わせる自己主張が増えてきました。食事時でも自分の食べたいものを呼び指し、きらいなものをべ〜と吐き出します。
「めっ」
と叱っても通じているようですが、どうせなら気持ちよく食べてもらいたい。そんな時、この本はやっぱり使えました。
　上の子やほかの子も使えたと実績はあったのですが、娘にも使えました。人参の部分を嫌がる食べものにかえるだけでＯＫという優れものの絵本です。

人参のきらいなわが子に図書館で借りて読んであげました。
娘はでてくる動物たちはだいすきで、かばさん！うさちゃ〜ん！！と声をだしてみています。
読み終わった後に、うさちゃんみたいににんじんすきな子だあれ？と聞いてみると、『○○ちゃん！！』とはりっきて答えますが、、、
実際食事のときに人参を入れてみても『いらな〜い』と言われてしまいました。
人参克服できたらいいなぁというのはちょっと甘かったです。

でも、絵本としては私も娘も楽しく読めました。
絵が切り紙で描かれていて趣があるなと思いました。