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はなさかじいさん」 みんなの声

はなさかじいさん 文:石崎 洋司
絵:松成 真理子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年02月23日
ISBN:9784061325005
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 47
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47件見つかりました

  • 昔話の定番

    昔話の定番だけに、絵本も多いのですが、読み聞かせに言葉が転がり出てくるようなこの文章は素敵だなと思いました。
    松成さんの絵は、押しつけるではなく、想像の世界を膨らませてくれるような淡い感じが印象的です。
    今年の春は、この本で読み聞かせをしたいと思います。

    投稿日:2019/04/05

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  • 悲しいお話なので、あまり読むことはなかったのですが
    お試しにあったので、久し振りに、この絵本を読んでみました。
    しろは神様のおつかいだったのでしょうか。
    現れ方も、人語を話すところも、そんな感じがします。
    善人と悪人への対処の仕方が徹底しています(笑)
    大切なものは、信用できない人に絶対貸さない(教訓)
    おまけのお話も、どこかで読んだことがありますが、
    見てはならないものを、人は見たくなるのかな。

    投稿日:2017/10/06

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  • 絵がよかったです。

    「はなさかじいさん」のお話は有名で色々な絵本が出ていますが,こちらの絵本,私は絵がとても好きでした。
    働き者の優しいおじいさんおばあさんは本当に人がよい優しい感じに描かれていて,隣の怠け者のおじいさんおばあさんは意地悪そうに描かれていて,子供にもわかりやすいと思いました。
    こちらのシリーズ,最後にもう1つお話が描かれているのが,またいいですね!

    投稿日:2015/02/08

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  • 桜にうっとり

    このお話、昔から苦手でした。

    シロが死んでしまうのが悲しくて…悔しくて…
    意地悪なおじいさんが許せなくて

    でも今読むと、とてもいい話だなぁと思いました。
    どこまでも愛情深いおじいさんとおばあさん。シロの感謝の気持ちが二人を幸せにしてくれて、本当によかったです。

    読んだ後はやさしい気持ちになりますね。
    松成さんの美しい桜の絵にも、癒されました。

    投稿日:2014/07/16

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  • 昔話もやっぱりいいな

    松成真理子さんが「はなさかじいさん」を描くと
    こんなに素敵な世界観が広がるのですね。

    温かく優しい色合いで、
    子どもの頃からよく知っている話のはずなのに
    なんだか懐かしいような新鮮なような、ふしぎな気持ちになりました。

    創作絵本も大好きですが、
    昔話もやっぱりいいなと思いました。

    投稿日:2014/04/02

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  • いつもとちょっと違うはなさかじいさん

    8歳と3歳の娘たちに読んであげました。
    この『はなさかじいさん』は、シロとの出会いから、ちょっといつもと違っていて新鮮!
    川で洗濯をしていたおばあさんが流れてきた箱を拾ってみると中に真っ白な子犬が入っていて、大事に育てた・・・なんてまるで『ももたろう』のよう!
    娘たちも「ももたろうみた〜い!」と言っていました。
    それにしても子犬のシロのかわいらしいこと!

    シロが「おらの背中にのっとくれ」と喋ったことにもみんなでビックリ!
    しかしちゃ〜んとお馴染みの「ここほれ、わんわん!」も言ってくれたので安心しました(^^)♪

    じいさまとばあさまが泣いている場面では、
    2人の優しさ、そしていかにシロを大事にしていたが伝わってくるようでした。
    大粒の涙が忘れられません。

    桜の花が咲く場面は、特に色鮮やかで美しかったです。
    おじいさんの笑顔も見られて嬉しかったです。

    怠け者の隣のじいさまとばあさまの顔の見て、娘たち「変な顔・・・。」
    自分のことしか考えず、悪いことをする人はみんな嫌な顔をしてるんだよ〜と、気付いてくれたかな?

    おはなしもうひとつの『みるなのくら』は、初めて読みました。
    『みるな』は「見るな」ってことなんですね。
    長女は、「なんか他のお話にもこんなのあったよね?」と言っていました。

    どちらのお話も、いろんな昔話を知っていると会話が広がりそうだなぁと思いました。

    裏表紙の絵が、なんとも言えず切ない温かい絵で胸がきゅっとなりました。
    子供たちも、シロが死んでしまったことは悲しがっていました。

    投稿日:2012/12/11

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  • きれいな色の絵

    はじめのページを開けたら、空の色がぱっと目に入りました。かさなってにじんでいる色がとてもきれいでした。
    「はなさかじいさん」のおはなしはほかの絵本で読んだことがありましたが、こいぬがはこに入って川をながれてくるというのははじめてでした。なんでこいぬがながれてくるんだろう?とふしぎに思いました。
    おじいさんとおばあさんが、こいぬにつけた「シロ」という名前が気に入りました。しろい犬だから「シロ」というのが、かわいいです。
    さいごのページに出てくるとのさまのおこった顔が、女の人みたいでした。
    もうひとつのおはなし「みるなのくら」は、つるのおんがえしのお話とにていました。じゅうにばんめのくらにいたうぐいすは、はじめにわかいきこりが出会った女の人だと思います。

    投稿日:2012/12/12

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  • 王道の昔話

    • ピクルスさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、男の子1歳

    働き者でやさしいおじいさんおばあさんVSなまけものでよくばりのおじいさんおばあさん、という王道な展開の昔話です。
    犬のシロを想うやさしいおじいさんおばあさんの想いが、次々によいことを招き入れていきます。
    反対に、人をねたみ羨んでばかりのおじいさんおばあさんには、災難ばかり。
    展開はだいたい読めてしまうのですが、どきりとするところがあります。自分は、よい方の人間かしら?それとも・・・
    昔話って、実は大人が自分への戒めのために作ったのではないかと思ってしまいます。
    正直に、やさしく、謙虚に…そんな日本人の美徳は、
    こういう昔話に裏打ちされたものなのかもしれません。
    これからの子どもにも、伝えていきたいと思います。

    このお話の山場、枯れ木に花が咲く場面の絵はとてもすてきです。
    一面のピンクの桜の花・・・シロの「ありがとう」っていう声がきこえてきそうです。

    投稿日:2012/12/11

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  • 死と向き合うこと

    「はなさかじいさん」というと、おじいさんが桜の花を咲かせている、まさに表紙どおりの場面が記憶に残っていました。
    ページを開くと、
    “はたらきもののじいさまとばあさまがくらしておった。
    ばあさまが川でせんたくをしていると、、、、”
    あれ、ももたろうさん? なんて息子と話していると、
    ぷかぁり、ぷかぁりと流れてきたのがまっしろなかわいい子犬!
    かわいらしい動物が主役の昔話ってけっこう少ないですよね。
    かわいいなぁ、と読み続けているとシロの恩返しでたくさんのお宝が見つかります。

    幸せ話で終わらないのが昔話ですよね。
    このあといじわるじいさまが登場し、とてもつらい展開に。
    子供の頃に私があまり読まなかった理由を再確認しました。
    何で罪もないシロに八つ当たりをしてそこまでしてしまうのか!

    しばらくすると、はなさかじいさんイメージどおりのページでハッピーエンドですが、本当にとなりのじいさまとばあさまが許せません。何度も何度も人のいいおじいさんとおばあさんから物を借りてはあの態度!

    昔話の中には、世の中にはいい人や悪い人がいること、理不尽なこともあること、最後にいいことがあるということ、等々いろいろ考えさせられる要素がありますよね。

    投稿日:2012/12/12

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  • シロの魂

    まず表紙がいいです。満開の桜のピンク色が鮮やかで、花を咲かせているおじいさんの表情もいい。

    お話は、ちょっとせつなくなるような内容です。
    シロが小さい頃からまるで我が子のように可愛がってくれたおじいさん、おばあさんに恩返しをしようと、大判小判のありかを教えます。
    その時のシロのしっぽを振って嬉しそうな顔!

    それを隣のじいさんとばあさんが無理にシロを連れだし、同じことをさせますが、出てきたものは蛇やムカデや蛙・・・シロは無残にも殺されてしまいます。

    でも、シロのおじいさん、おばあさんを思う気持ちは、たとえ臼になっても灰になっても消えることはなく、おじいさんおばあさんに幸せをもたらします。
    そのシロの魂が、最後に美しい桜となってあらわれているようでした。

    松成さんの描く挿絵は、とにかく風景が美しい。そして人物や犬の表情も穏やかで、読みながら安心感があります。
    それはおまけの「みるなのくら」も同じで、たった3ページのお話なのに、最後の月夜の美しいこと。出来たら12の蔵も1ページずつ見たかったな・・と思いました。

    投稿日:2012/12/12

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