内容は仲良くしている友達に新しい友達ができてちょっと嫉妬してしまい、僕だけを見てて欲しい!と切望する主人公が どう成長していくか? というものなんだけど、なかなかそれって、人間の影の部分で、それを絵本にしちゃったところが私としてはナンセンスと思う。だけど、なぜだろう、お洒落なこの絵の雰囲気のせいなのか、結局私はこの主人公の心の動き、そして新しいお友達を受け入れていくことに対してとても素直に良かったと思ってしまった。
ナンセンス絵本と思っていたけど、それをこんなにセンスよく仕上げた作者はすばらしい!
このシリーズ、ぜひ全巻読みたいです。