ピクルスとふたごのいもうと」 なみ@えほんさんの声

ピクルスとふたごのいもうと 文:小風 さち
絵:夏目 ちさ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,870
発行日:2016年09月15日
ISBN:9784834082883
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • ただいま、成長中

     あの可愛いピクルスくんに妹が生まれ、彼がお兄ちゃんになっていたとは。「あら〜、知らなかった!」と急いで読みました。

     「大きくなったなぁ、成長したなぁ」と感じて、それが嬉しくもあり、ちょっぴり寂しくもあり…、でした。ピクルスくんらしくお茶目でとんちんかんな場面では、やっぱり可愛いなぁ…と。

     ピクルスくんにとって、妹が生まれることは、自分が大きくなったことを自覚することでもありました。みんなにも「大きくなったね」って言われるし。でも、いつの間に、どうやって大きくなったんだろう?ふしぎ、ふしぎ、とっても不思議。そして、新しい状況にちょっぴり不安や寂しさもでてきます。大きくなる途上の子どもの気持ちが とてもよく描かれていると思いました。

     4つ目のお話では、いのぶたのおじいさんへの思いやりの気持ちから、行動するピクルスくん。でもつい、その想いだけで突っ走ってしまって、お母さんに叱られてしまいます。この時のお母さんの迫力といったら!!(子どもにとって、叱る大人ってこんな感じですよね。子どもの頃の気持ちを思い出してしまいました。)でも、お母さんもピクルスくんの想いを知ったら、それ以上は怒りませんでした。このお母さんの対応、ステキでした。

     ふたごの妹も交えての、これからのピクルスくん一家のあれこれが、とても楽しみです。

    投稿日:2017/01/22

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