野生パンダを地元住民が助ける実話がベースのお話です。
野生パンダの誕生から独り立ちまで、丁寧な鉛筆画がリアルに描きます。
特に子育ての様子は共感できると思います。
優しく、時に厳しく、生きる知恵ですね。
独り立ちしたパンダはある日民家に迷い込みますが、慌てて逃げます。
ところが、森でくつろいでいたところに地震が起こり、
ケガをして動けなくなったところを、偶然、先日の民家のおばあさんに助けられるのですね。
淡々としたストーリーに、素朴で力強い鉛筆画。
それだけに、パンダの豊かな表情がキュートに感じられます。
パンダの豆知識も盛り込まれ、勉強になりました。
幼稚園児くらいからでしょうか。