出版社おすすめ

  • 絵本とは何か 起源から表現の可能性まで

    絵本は、絵とテキストの融合によって生みだされる芸術の一ジャンル。半世紀にわたって新しい作品や作家と出会いつづけてきた著者が、数多くの作品を引きながら、古代から現在におよぶ絵本の歴史をたどり、表現のさまざまな技法と可能性について縦横無尽に語る。あらゆる世代の読む目を開かせ、刺激する、渾身の絵本論。

  • そらのさんぽ

    そらのさんぽ

    詩:石津 ちひろ
    絵:荒井 良二
    税込価格:¥1,540

    だいすきなりんごをかじるとき、ウグイスの鳴き声に耳をかたむけるとき──ふっと詩がうまれる。心地よいリズム、のびやかな絵……読んで、ながめて、うれしくなる詩がたっぷり20編。詩人・石津ちひろと絵本作家・荒井良二による、ことばで世界を感じとるよろこびに満ちた、子どもといっしょに楽しむ詩集絵本。

  • 岩波少年文庫 タトゥーママ

    姉のスターと33歳の未婚の母マリゴールドとくらす10歳のドル。スターは面倒みきれないって怒るけど、全身にタトゥー、陽気でお酒好きなマリゴールドは、世界一すてきなお母さん。スターの父親ミッキーとの再会をきっかけに、3人の生活が変わってしまい……。子どもが親によせる、苦しくて切なくて愛おしい気持ちを描いた傑作。

  • 戦争は、

    戦争は、何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ。戦争は、物語を語れたこともない。--気づかぬうちに進行する病気のように日常をずたずたにし、野心や憎しみを糧に貪欲に育つ戦争。自らも独裁政権に抗した、ポルトガルを代表する文学者の詩とその息子による絵で、戦争の残酷な本質を描く。今こそ読まれるべき、衝撃的な絵本。

ユーザーレビュー

  • 怖くないハロウィンの本!

    5.0

    • じゃすさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子8歳

    おさるのジョージが大好きな6歳の子と読みました。 おさるのジョージは土曜日にアニメをやっているのでそこから好きになり、ちょっと長めの本に初めてチャレンジしたのもジョージでした。 ジョージがちょっとしたハプニングを起こすところでいつも通り大盛り上がり。ハロウィンでも全く怖くない本なので幼児から読みやすいです。...続きを読む

  • 今を考える

    4.0

    20年前に前の版を息子と読んだ事を思い出します。 20年経って改訂版のこの本を読んだ時に、生命の歴史とともに、自分の歴史まで考えてしまいました。 ヒトが生まれる前の壮大な時間と比べて、ヒトが生まれてからの短い時間の中で、自分の時間はなんと短いものでしょう。 それでも、今ここにいる奇跡をかみしめるような絵本です。 また新たな発見がこ...続きを読む

  • 哀しい物語

    4.0

    ツバメがくれたタネで育った瓢箪から、娘が産まれるというスタートは、どこか他の昔話を類推させたのですが、そこから先はとても悲哀を帯びたお話でした。 中国で作られた万里の長城は、過酷な労働によって作られたものに違いありません。 その中で命を落とした者もあるでしょう。 訪ね歩いて探してきた夫が死んでいたなんて、悲しみの極みです。 悲しみ...続きを読む

  • 植物の生き残り方

    5.0

    少し小さめのサイズの作品。おしゃれなイラストに惹かれてに取りました。 植物の生き残り方をストーリー仕立てで語った作品。 木の松毬が乾いて100このタネが飛び出したところからおはなしが始まります。 命の巡りも感じられ、壮大なストーリーになっていました。 デザイン性も高いイラストで大人も楽しめます。 ...続きを読む

  • 軽くて、丁寧で、面白い。

    5.0

    音読の練習に良い本はないか、と探していて見つけました。 軽いタッチの文章と絵が「音読」というハードルを下げてくれるように感じました。 タッチは軽いですが、物語はしっかりしていて、絵も優しく味わい深く、ユーモラスです。 小さい子ども達には、ゆっくりとお話を。 少し大きくなったら、自分で読むのに(もちろん、音読の練習にも)最適...続きを読む

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