昔話はいろいろ目にするけれど、アフリカの昔話は初めてだな…と手に取りました。サバンナを思わせる、まぶしく乾いた感じの表紙にも惹きつけられました。
内容は「うさぎとかめ」と「難しい名前を忘れずに歩く」が混ざったもの。よく聞く話といえばそうなのですが、そこはアフリカ。出てくる動物、植物など、すべてが新鮮で、楽しくワクワクしながら読みました。カメもリクガメですし。
ブルガリアのアルベナ・イヴァノヴィッチ=レアさんが語り、フランスのニコラ・トレーヴさんが描いたアフリカのお話。
いろんなセンスが混ざった、楽しい一冊でした。