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ノンちゃん雲に乗る」 渡”邉恵’里’さんの声

ノンちゃん雲に乗る 作:石井 桃子
絵:中川 宗弥
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1967年
ISBN:9784834000795
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 6
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  • 小学校2年生になったノンちゃんが体験した、不思議な体験と、現実の学校や家庭内のお話。

    1967年刊行。筆者の実体験ではないだろうかと思われるほど、リアルな描写が印象的。子どものころに、私は「大人は、子どもの頃の気持ちをどんどん忘れていってしまうのだ」と思っていたが、この人は違った。兄弟間の葛藤、家族内の行き違いなどもしっかりと書かれていて、胸が詰まる。

    嘘も方便とは言うが、子どもだからって適当に誤魔化していたり、本当のことを言わないでいたりされると、深く傷つく。
    そのことを、小さい子どもが事故に遭って、三途の川を渡る(ここでは雲の上だが)体験をして帰ってくるという話で表現しているのだと思った。
    身の上話をしながら、自分の間違いに気が付いたり、いろんな発見があったりするところなどは、読んでいて共感したり、感心したりした。話すという体験で、学ぶことも多いのを、筆者は知っている。

    この作品の後も、生涯、子どもたちのために働いた筆者の、真摯な思いが伝わってくる。一本気な性格のノンちゃんは、私には石井桃子その人だと思えてならない。

    大人が読んで、ちょうどいいような読み応えのある作品。
    子どもが読んでももちろんよいのだろうけど、年齢に関係なく、人の気持ちについていろいろな発見があると思う。

    投稿日:2022/04/11

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