ちょっとおてんばな、ありのありこのお話。
おかあさんの言いつけを破って、
みちくさをしたものだから、
きりぎりすにたべられちゃう、
おなかのなかできりぎりすの悪口をいったら…。
最後には、
くまのおかあさんにおしりをたたかれて
みんな仲直り。
どこのおかあさんもみんないい子だとちゃんと知っていて、
悪いことはしちゃいけない、
みんな仲良くしましょう、って
教えてくれたんですね。
最後に、ありこが謝るのも、
なんだかごもっともだなあ、と思ったり。
可愛らしいお話です。
石井桃子さんの文、なかがわそうやさんの絵は、
とても分かりやすくシンプルですが、
心にしっかり残るものだと思います。
見ていると、なんだかほっとしてしまいます。