主人公のウェンデルが、自分の部屋を片付けなかったら、本
当のブタ小屋になっていくというお話です。
ブタ小屋とは、よく言ったもので本当にブタに占領されてし
まいます。
でも、ブタって本当は綺麗好きではないのかと思いつつ、ず
っと笑いっぱなしの絵本です。
特に、ブタの仲間がトランクを抱えてやってきたり、元いた
農場に電話して向かえを頼んだりと、擬人化されていてその
姿が楽しくて仕方ありません。
部屋を綺麗にしなくてはならないという教訓もあって、正に
耳の痛いお話ですが、あまりに部屋の状態がリアルなので、
直ぐにでも掃除をしたくなるくらい強い印象を受けました。
部屋の掃除について語るには持って来いの絵本です。