人間の子供がちょっとした好奇心で、りすの赤ちゃんを巣から持ち出してしまうのですが、扱いに困り、猫の前に放り出す・・・という、ちょっと衝撃的な出だしで始まります。
しかし、猫は意外にも優しく、りすを一緒に養育してくれます。
子供の親はきっとそのことに気付き、子供を叱ったのだろう・・・と思いますが、猫と一緒にりすも飼ってくれており、昔の人のおおらかさを感じるエピソードでした。
その後森に帰ったはたおりすのことも、大変生き生きと描かれており、小さいながらも勇敢な姿に驚き、また家族睦まじく過ごす姿にはほのぼのとしました。