ふしぎなものが沢山出てきてテンポが良いお話なのでどんどん読める。
登場人物が皆魅力的。
特に、主人公の直紀とおじさんの人を外見で判断しないところが本当に素敵。
私もこうでありたいと思う。
古い家の庭に住むふしぎなものたちと主人公たちとの心の交流を描いていて、その清さにハッとさせられる。
人として大切なことが沢山書かれている。
そんな本だと思った。
私が特に好きなのは保育園の園長先生が直紀に向かって話した言葉と、1番最後あたりで登場するものが、なぜ直紀とおじさんをこの家に呼んだか話しているところ。
小学校中学年くらいから楽しめると思うけれど、大人の人にもぜひ読んでもらいたい。