題名から何やらオーラを感じました。
そして表紙絵を見て、確信しました。
きっとすごい光景がある、と。
滝つぼに住むガマが出会ったのは、ひたすら滝登りをするイワナの姿。
その姿は、ガマでなくとも、あきれるほどです。
そして、ついに。
いつしかあこがれの存在となっていたものの、
同じことができるはずもなく。
でも、ここからが、ガマの真骨頂。
別の方法で、でも、同じく実直に行動する姿に感動です。
だからこそ、勝ち取った光景。
小学校高学年から大人まで、
やや哲学的ですが、滋味深く感じることができるでしょう。