介護関係の仕事をしている読み語りメンバーが、大人向けの絵本として
セレクトして紹介してくれた本です。
ぼくは友人のベッラに自分のおじいちゃんの自慢をするのです。
うらやましがるベッラを、ぼくは「おじいちゃんを見つけられる」場所へ案内します。
黒い車(霊柩車)が並んでいる礼拝堂の隣の、老人ホームです。
このあたりからちょっとびっくりしてしまいます。
さらに驚いたことに、ドアの空いていた部屋に居た見知らぬおじいさんに声をかけ、
ベッラは孫に成りすましてしまうのです。
最初は少し違和感があったのですが、段々と打ち解けていく二人の姿が
とてもいとおしくなってきました。
最初から描かれている礼拝堂でわかるように、
ラストではこのおじいさんの死まで描かれるのですが、
幸せな二人のひと時があったので、なぜかしら心穏やかに受け入れることができました。
少し長いですが、じっくりと味わってほしい作品でした。