島に住んでいるおさるはみんなそっくりなのに、耳にかにがくっついて一人だけちがってしまったぼく。
悩んでいるぼくに、おじいちゃんも同じ事があったと子供の頃の話をしてくれました。
みんなと違ってたっていい、そして悩んだり困ったりしているのはぼくだけじゃないんだ、というメッセージが、ゆったりとした文の中にさりげなく含まれています。
その時おじいちゃんにくっついてたのはどうなったの?という問いかけに答えた言葉、本当に簡単な言葉だけれどとても深い意味を感じました。
悩むぼくをそっと見守るおじいちゃん、文からも絵からも暖かさが伝わってきます。
お話じたいは、とてもわかりやすい、やさしい文章で書かれています。