とうとう学校で読み聞かせしてきました。
小さいときから大好きな本だったので、いつかは子ども達にも読み聞かせたいと思っていたのですが、女の子には受け入れられないかなぁとか、こんび、えじこ、みどう、かなぼう等が説明なしでわかるかなぁと少し躊躇するものがありました。
ところが家で読んでみたところ、丁度食事中だった娘は、「こんびが きのこのように ぼろんぼろんとれた」という箇所でご飯を吹き出しそうになり、「やめてくれ〜」と叫びながらも大笑い。次に読んだ時は、布団に転がっていた次男がむくっと起き上がって、目をらんらんとさせながら食い入るように本を見つめ、読み終わった瞬間に「もう1回!」と叫びました。
我が家での反応が上々だったので、自信を持って読み聞かせに臨みました。1年、2年が中心でしたが、女の子も熱心に聞いてくれましたし、みどうっこたろうが空高くはね飛ばされたところでは、笑い声も起こりました。やっぱりこの話も持つ泥臭さや力強さが、なんともいえない魅力なのでしょう。
ちょっと変わったタイプの話ですが、文句なしに面白い貴重な昔話です。