作者は、「ぐるんぱのようちえん」の西内ミナミさん。この絵本の中でも、繰り返しの文章が耳に心地よく、小さなお子さんの寝かしつけにも最適かもしれませんね。それにしても、海の中には様々な種類の魚がいて、寝かたもそれぞれ本当にユニークなことに感動しました!「魚はどうやって眠るの?」と、子どもなら1度は必ず聞きたがることでしょうけれど、「泳ぎながら眠るのよ」なんて一言では、とても片付けられないことだったんですね!娘のお気に入りの魚は、「ねんねん ねないこ いたずらっこ」のオヤビッチャと、「すきとおる ゼリーの ねぶくろつくる」ナンヨウブダイ、それに、「うみのにんじゃでござる」のミノカサゴ。どれも個性的で、何度見ても飽きません。娘も、ずいぶんと魚の名前も覚えました。海の世界が、とても色鮮やかに、そして、愉快に描かれています。