なぜか戦々恐々と靴下を隠せと言う大人たち。
子どもたちは一生懸命知恵を絞って見つからない場所に靴下を隠します。
でも、不思議。
翌朝、隠した靴下にはプレゼントが・・・
読みながらこの靴下を出してプレゼントを入れて、元に戻すのは大変な作業だ、と思っていたが、サンタさんはまるでマジシャンのようです。
サンタはいるんだ、と素直に思える絵本です。
乙一ファンの私としては、少ない文章の中にも乙一ワールドが広がっていて、別の視点で楽しめました。
特にあとがきと著者略歴が面白いです。
大人も子どもも楽しめる絵本だと思います。