一体どんな作品なんだろうと、ワクワクして読みました。
表紙を見ただけでも、繊細な切り絵の素晴しい世界が伝わってきました。
実際手にとって読んでみると、
この作品には意外と最近の少年少女たちの好きなライトネベル的な世界観と近いものを感じました。
リアルと非リアルが交わっている混沌とした、だけど【想像力】を掻き立てる不思議な世界。
1つの芸術作品として、堪能させていただきました。
作者紹介のところを読むとわかりますが、この作品は文・絵ともにイスラエルの作家さんです。
今まで、イスラエルの作家さんの作品を読む機会があまり有りませんでしたが、これからはどんどんこういう作品が日本に入ってきてくれるといいなぁと、思います。