★第7回浜松市・森林のまち童話大賞受賞作。審査員全員一致で決定! ★あらすじ がくさんは宅配便の配達員。ある日、すもも村の「大木さん」に荷物を届けます。車が入らない森の道を歩いていくと、カシの木に取り付けられた大木さんのポストを見つけますが、荷物は大きくて入りません。そのとき、大木さんの孫のひなたちゃんに声をかけられ、家まで案内してもらうことに……。ひなたちゃんは、ポストから2枚の葉っぱをとりだし、葉っぱはブナの木とミズナラからの手紙だと言うのですが……? ★森の風や木々の声を届けてくれるさわやかなファンタジー。
お話を通してとても心地の良い空気感が流れていて一気に読んでしまいました。
森の奥には何があるんだろうというワクワク感とともに、柔らかい挿絵が知らず知らずに森の奥へいざなってくれました。挿絵の雰囲気が少し大人びたおしゃれがさあって大人の私はとても好きでした。
森との豊かなふれあいが描かれていて、都会に住む我が家は森の空気を疑似体験できたのが何より気持ちよかったのと、森にふらっと足を延ばしたいな、どんな出会いがあるかしら、そんな気持ちにさせてくれました。 (みいつけたさん 30代・ママ 女の子4歳)
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