赤い靴下に開いた”穴”が主人公の絵本です。”穴あきの仕掛け絵本”も面白いです。初めは、靴下にあいただけだった小さな”あな”が、外に飛び出して旅をします。途中に出あったドーナツ、カエル、ツバメ、ヒツジとの珍道中をオオカミが隠れて隙を伺ってます。オオカミは、次々とヒツジ、ツバメ、カエル、ドーナツ、穴まで飲み込んで、オオカミのお腹の中に穴が開いてしまってヒツジ、ツバメ、カエル、ドーナツも転がり出ました。穴はどんどん、どんどん大きくなってすっかりオオカミを飲み込んでしまいました。穴は、オオカミみたいに大きな穴に変身していたのが不気味に思いました。