しかけ絵本、というくくりにしていいのでしょうか。
題名からして、おもしろい予感がして手に取りましたが、
本当に、ほんのなかに一回り小さい本がついてる!
そして、ちゃんとお話は続いているのです。
というか、繰り返されている。
同じ文でも絵が違えば全く違う話になるのだなぁと実感。
びっくりするようなしかけに、淡々と比較的シンプルな話が展開されます。
話の内容に、もう少し捻りがほしかったかも、と思う私に対して、こどもたちは読めば読むほど、
この世界観にはまっていくようで。
日常の生活から、どんどん不思議な世界に迷い混んでいく感じと、トントンと一気にその世界から抜け出す感じと、
自分達にも起こるかも?!っていう想像が広がるのかもしれません。4歳のしたの娘も毎回、ワクワクした表情で聞いてくれます。