ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ」 アダム&デヴさんの声

ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:林 明子
訳:坪井 郁美
出版社:ペンギン社
税込価格:\1,430
発行日:1984年
ISBN:9784892740367
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 144
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  •  『ちいさなもみのき』・『せんろはつづくよ』等のマーガレット・ワイズ・ブラウンさんの“Willie’s Adventures”に収められた3編の中の“Willie’s Walk”をもとに創られた作品だそうです。
     
     林明子先生の絵が、素敵です。
     小さな男の子の大きな冒険を、表情豊かに、また背景も美しくお天気の良いのどかな時間の可愛い出来事として伝えてくれます。

     「まっすぐ」っていう言葉は、息子も早めに覚えた単語です。
     「まっすぐ」を頼りに、おばあちゃんの家を目指す可愛らしさ。
     ドキドキなのが本当にわかります。
     初めてがたくさん。
     小高い丘の高さが不安になり、後ろ向きに登っていくページには笑いました。
     終盤の「うわっ」「うわっ」「うわあ」が、こどもたちを興奮させますね。

     おばあちゃんの胸に飛び込み、顔を見上げるページでは、拍手が起こります。
     
     この日この男の子(Willie)は、素敵な初めての冒険とおばあちゃんの美味しいケーキのおかげで、ぐっすり眠れたでしょうね。

     初めてこの本を開かれるお父さんお母さんは、手に汗握り、親心になって読んでしまうんじゃないかしら。

    投稿日:2010/04/24

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