普段は、とても楽しいお話を書いていらっしゃる那須さんが、文章を書かれていることに非常に驚きました。
広島に住んでいた方だったのですね。
息子も、ちょっと驚いた顔で興味深げに、この真面目な絵本を見つめていました。
長い年月をかけて、作られただけに非常に高い完成度に驚きました。
大人にとっても、非常に興味深くじっくりと読むことが出来ます。
原爆体験者でない西村さんが、こんな細密画を描かれたことに敬意を表したいと思います。
相当に綿密に取材をしないと、こんな絵本は描けなかっただろうし、それだけ魂がこもっているのを感じます。
この絵本は、貴重な資料にもなる永久保存版です。