一番最初は、交通事故で車いすを使うことになった小学生の男の子のお話。
彼の場合は足が治れば普通の生活に戻れるかもしれないけれど、車いすの生活を経験することで、いつもとは違った視点に立つことが出来た。
そこから「ちがい」ってなに?、「障害」ってなに?と広がっていきます。
心の中のバリア、サポートする側の気持ち、相手のことを考えて広がるバリアフリーについて、様々な角度から紹介しています。
「障害」とひとくちに言っても、それぞれに違う事情があることを胸にとめ、その「ちがい」を自然に受け止め、自然にサポートが出来るように考えていく。
その一歩として読んでみて欲しい一冊です。