アンディとらいおんが出会う、第2場面の動きと表情は最高です。
おじいさんのお話ででてくるライオンは、それはもう勇ましいのに、
アンディの出会ったらいおんの情けない顔、ちょっと間の抜けた表情。
それからアンディがらいおんを助けることで、生まれた二人(一人と一匹?)
の間の絆の強さは、扉の前のページの絵でわかります。
ソファに深く腰をかけ、本を読むアンディの足下いるらいおん。
アンディの足はらいおんの背中に、手はたてがみに。
常に触れてぬくもりを確認するアンディと、すやすやと眠るらいおん。
こんな素敵な関係、とってもうらやましいです。
絵の力がとても強い絵本だと思います。