こねこのにおのところに、たまこちゃんから郵便が届きます。開けてみると、真っ赤な風船についた「あそびにきてね」というおてがみ。ところが、途中で風船が飛んでいってしまい、みけねこみ−たのところへ。自分へきたおてがみだと勘違いしたみ−たは・・・というように、いろんな雄ねこたちが、たまこちゃんからのお手紙に大喜びして・・・。
これが、人間社会だったら鼻持ちならない(?笑)のでしょうけれど、絵本の世界の、かわいいねこたちのお話ですから、ラストもとてもほほえましいです。
作者は「ぐりとぐら」のなかがわりえこさん、絵はご主人のなかがわそうやさんです。姉妹コンビもいいけれど、夫婦コンビの作品もまた違った魅力がありますよね。