センダックの絵本をまとめて読んでみた中の1冊です。その中では、『かいじゅうたちのいるところ』と並んで小さな子でも理解できそうな内容でした。
皆が現実の生活に不満を持っていて、一緒に遠いところに行くものの、皆の理想が違うために結局喧嘩別れになり、主人公マーチンも家に帰るというお話です。
繰り返し、冒険、動物と小さな子供にも馴染みやすい内容です。でも単純すぎないところがいいですね。大人が読んでもはっとさせられます。
息子は馬が大きすぎて「とおいところ」に入れず、首だけつっこんでいるシーンが一番のお気に入りでした。