「ふくしまからきた子」というタイトルで3.11の後の話だと思い図書館で借りて読みました。ふくしまから転校してきたまやと広島に住むだいじゅ。
まやとだいじゅとの会話の中で、3.11は終わっていない。大好きな友人と別れたまや。自分だけ避難してきたことへの葛藤。だいじゅは家でまやの話をして初めて広島で起こった原爆の話を祖母から聞きます。
次の日の二人の会話でまやが笑っている姿にこれからの「ふくしま」の
復興を願わずにはいられません。
「ひまわりのおか」と2冊5年生に読み聞かせをしましたが、いつもはにぎやかなクラスも静かに聞いてくれました。
小学校での読み聞かせも子どもが6年生になるので今年限りですが、これからも風化させないためにも読み聞かせをしたい本です。