「世界のみんわ絵本」シリーズの1冊です。
初版は1992年でした。私の知っている『白雪姫』はディズニー映画を基にした漫画ような絵本でしたので、あまりの違いにちょっとびっくりしました。
イラストは銅版画だそうです。とても不思議な色と線の絵で、見ていてひきつけられました。
“白雪姫”(主人公)はともかく、7人の小人たちはどうも、ディズニーの「ハイホー ハイホー」とやっている『あれ』の印象が強かったので、実はものすごく違和感があ理ましたが、インパクトがありすぎで、「きも可愛い系」の小人たちが気に入りました。
でも、高津さんのストーリーはグリム童話の原作に忠実で、お妃の最期もまるで「赤いつく」の最後のようで興味深かったです。
しいていうなら、絵本の中のストーリーを書いている活字がまるで子どもの字のようだったのが気になりましたが、
これはあえてこういうレタリングにしたのでしょうか?
それとも、銅板に描いたせいで、こんなカクカクとした字になってしまったのでしょうか?