日本各地の産業や歴史ある街並み、文化を子どもたちが大好きなさがし絵と共に紹介する「探Q!日本のひみつ」シリーズ。今回は作品のメインでもあるさがし絵を担当された、絵本作家の青山邦彦さんにお話を伺いました。『たのしいたてもの』や『てんぐのきのかくれが』(ともに教育画劇)など、リアルな建物の絵を得意としている青山邦彦さん。実は建築事務所出身という一風変わった経歴を持つ絵本作家さんなんです。「取材に行き、実物を見て描くことも多かった」と語る青山さんの制作に対する思いを聞きました。
●「探Q! 日本のひみつ」シリーズのみどころは?
○社会科を学ぶ前の児童や学び始めたばかりの児童のための、遊びながら学べる「探し絵本」。
○絵の中にいるキャラクターを探すことで、日本の四季に自然に親しむことができる。
○今まで知らなかった日本のひみつを知ることで、きっと「社会科」が好きになる!
・「探Q! タイムスリップキャラをさがそう!」では、人々の生活の様子やその土地に縁のある偉人を絵の中から探します。その人がどんな活躍をしたかなどは後ろのページに紹介されています。
・「探Q! さがして!」では、その土地ならではの建造物や名産品などを紹介しています。後ろのページには、答えにまつわる豆知識や情報が載っています。
そのほか、こんなところもみどころです。
@建物の壁や屋根が切り取られていて、中で暮らす人々の様子などを垣間見ることができる。
A暮らしている土地、行ったことのある土地のことをより詳しく知ることができて、愛着がわく。
Bレアキャラがどこかに隠れているかも……?
Cカメラを持った青山邦彦さんと取材班がこっそり登場するページもあります。
5冊それぞれに楽しみ方満載! 「探Q! 日本のひみつ」シリーズ
5冊それぞれがテーマに分かれた楽しい「さがし絵絵本」になっています。気になったテーマの載っている本から見てみるも良いですが、全部そろえると、日本がもっと好きになります。
それでは、次のページから青山邦彦さんへのインタビューです。