4人のこどもたちの戦争体験とその後を追ったノンフィクション写真絵本。少年兵だった子供や、爆撃で親や兄弟を失ったり、自分の片腕を失った子供たちの状況を語ります。戦争は、行われているときも、その後も子どもたちを傷つけ、大切な子どもとしての時間を奪っていくこと、戦後を生き抜くことの過酷さを描きます。
リベリアという国がどうしてできたのか初めて知りました。
アメリカからの黒人移民による建国という、強引な建国理由のために、先住民との戦闘が始まったのでしょうか。
少年少女として戦争を体験した証言者の言葉がとても重いです。
捕虜を撃ち殺した経験を持つ青年の心はどうなったのでしょう。
綺麗事ではない現実を写真でとらえた本です。
それから20年過ぎて、現在はどのように暮らしているのでしょう。
社会を見る眼と、現状認識できる頭を、この本から学びたいと思います。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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