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おやゆびくらい小さな「おやゆびトム」。 牛のちちしぼりへでかけ、草と一緒に「パクリ!」と牛に呑み込まれてしまった。 さあ大変! 大暴れしてやっと外へ出ると、今度は牛の頭の上で牛追いだ。 するとカラスがやってきて、トムをつまんで空の上へ。野を越え海の上までやってきた。 「下ろせ下ろせ」と、トムはまたまた大暴れ。 カラスは「カー」と、一声。「ひゅーん」とおちたトムを、今度は大きな魚が、呑み込んでしまった!
「おやゆびトム」は一寸法師の西洋版のように思うのですが、色々とバリエーションがあるように思います。
泥棒の手先になったり、オオカミのお腹に入ったり…。
それを思うと、のどかでおとなしいお話にまとめられています。
王さまに褒美をもらって、帰宅するハッピーエンドが、微笑ましくて、演じる場所を選ばない紙芝居です。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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